先日15日〜17日にかけて、御蔵島の南郷にある小民家の改修に行ってきました。
東京/竹芝桟橋を夜10時に出航。
出航するとレインボーブリッジの下を走り、東京湾へ。
横浜港沖をを過ぎると海風が心地よく、夜景を見ながらのビールは格別です(笑)
より大きな地図で 御蔵島南郷改修ツアー を表示
翌朝御蔵島に到着し、ちょっと休憩を入れた後、いざ南郷へ。
南郷は、御蔵島の「里」と呼ばれる中心地から車で小1時間ほど行ったところにあり、
途中にある「川田橋」から、水の豊富な沢が眺められます。
伊豆七島の中でも、水が豊富な事で有名な御蔵島。
高い尾根に当たった雲が水滴になり、木々を伝ってこの沢の流れになります。
この水がまた美味しいんです。

南郷に到着すると、早速整備開始。
大自然の中にあるので、ちょっと放っておいただけでも草ぼうぼう。
鎌では間に合わないので、このように草刈り機で一気に片付けます。

そして今回のチャレンジ!
ロケットストーブを現地で組んでみました。
伝兵衞堂さんで予行演習を行っていたので、制作は小1時間でばっちり。
持ち込んでいたカセットコンロのゴトクを流用して、調理開始。
右側に見えるのが焚き口ですが、この程度の枝で十分な火力発揮。
このときはロケットストーブでカレーを作りました。

南郷はカツオドリ(オオミズナギドリ)の営巣地。
日が暮れ始めると鳴きながら戻ってきて、夜明け前にまた飛び立ちます。
この時期はひなが一気に大きくなる時期で、親鳥も餌運びに大わらわ。
朝方は鳴き声で森が包まれ、大自然のど真ん中にいる事を実感出来ました。

本当は現地2泊3日の予定でしたが、体調不良(泣)と、
翌日の船が着岸出来ない可能性が大きかったので、1日早く出島。
帰りの船の中からみた御蔵島。
右側(西)から吹く風が島に当たって雲になり、左側(東)に流れている様子が分かります。
この雲が、御蔵島に豊富な水を与えてくれ、
その水で森が育ち、土が肥え、海へ流れ込み魚を養い、イルカが住む島になったんですね。
コンパクトな島なので、そのコトが肌で実感出来ますね。

帰りの東京湾での夕日。
すれ違う客船が見た事が無い船だなぁと思っていたら、
どうやら小笠原行きのチャーター船だったらしいです。
船の中でTwitterをやっていたら、知り合いが500人の子供を引率して、
小笠原に向かっていた船だった模様(笑)
こんな所ですれ違いに気がつくTwitterって、すごいっすね。

一緒になった御蔵島帰りの方が、今日は横浜の花火かも?
と言う事で、デッキに陣取っていると確かに。
今年はまともに花火をみることができていなかったので、
遠くて小さかったですが、感慨深かったですね。
ということで、体調不調のために現地2日の滞在となってしまい、
バタバタで島を後にしましたが、私が帰った次の日には、
南郷の古民家で15名のファミリープログラムが行われます。
その模様は、主催団体の
bridgeのブログで。