基礎着工の前に・・・
T様邸改修の横で、平行して進んでいる事務所新築工事。
こちらは先日の埋蔵文化財調査で、深さ3Mぐらいのところに遺構がある事が解りました。
よって、地盤改良でも杭を打つことができず・・・・
代わりに「
地盤置換工法」という、基礎の下の土を軽い発泡材に置き換えて、
地盤の反力を補おうと言う工法を採用しました。
写真はその発泡材を埋める溝を掘っている事です。
井桁状に掘ったところに発泡材を敷き混んで下地を作り、
その上に基礎の大きさと同じぐらい、発泡材を敷き込んで行きます。
住宅では珍しい工法ですが、土木や大規模建築ではスタンダードな工法で、
発泡材を使うので、道路や鉄道の振動にも有効なようです。
T様事務所の近くには新幹線が走っていて、通過する時に微振動が感じられていたので、
無くなると快適性もUP!!
これから基礎配筋、コンクリート打設となります。
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