economa 実測中です。

先日の屋根へのセルロースファイバー吹き込みの前、
実は屋根通気層に温度と風量センサーを取り付けました。

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この通気層は軒先から棟へと向かって抜けている通気層で、
温度が上がると自然対流で空気が流れ、熱を排出するという仕組みのものです。

効果は温熱シミュレーターで確認済ですが、念には念をと、長期実測を行うことにしました。
写真の電気線が丸まっているように見えるのが、「熱電対」(ねつでんつい)という温度測定センサーで、
温度によって発生する電圧を計測するものです。

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真ん中に見えるプラスティックの部品が風量センサーで、
これも風が通る事で起きる抵抗値の変化を風量に置き直して計測するものです。

パッシブ技術を使うと言う事は、立地によって様々な自然現象を相手にするもので、
動力を使う方法よりもばらつきが多くなるため、可能であれば実測をするようにしています。

この実測の結果が、この熊谷での効果をより高くするものになるため、
データ回収し、分析できる時期になるのを楽しみにしています。


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